語学学校

ドミニオン・イングリッシュ・スクール‐オークランド ニュージーランドは、英語を公用語として高度な教育システムを取り入れた国です。治安の良さと優れた教育環境により、世界各国の留学生から高い評価を受けています。多くの語学学校では、日本を含む多くの国で英語教師としての経験を持つニュージーランド人、及び北米、イギリス出身の教師達が教壇に立つ国際色豊かな語学学校が多く、利用するニュージーランドを含む英語圏で開発され英語教育理論やカリキュラムは、世界中の教育機関で取り入れられています。全ての学校はホームステイ先を手配し、生徒達が一日も早く英語に馴れニュージーランド人の生活習慣を学ぶ機会が与えられます。語学学校はニュージーランド各地で運営されておりますので、留学生達は希望の環境に合った学校を選ぶことができ、修学期間が3ヶ月以内であれば、学生ビザの取得は必要なく観光ビザで入学出来ます。また、30歳まで申請可能なワーキングホリデービザであれば、最長6ヶ月まで修学可能です。殆どの学校の一般英語コースのコース開始日は毎週月曜日ですので、ワーキングホリデー渡航者にとってフレキシブルな渡航プランの組み立てが可能です。

ニュージーランドの語学学校には、私立校、公立の国立総合専門学校(ポリテクニック)の付属校、及び国立大学の付属校とがあります。ニュージーランド留学に役立つ情報を提供する政府の公式ウェブサイトNew Zealand Education

私立学校

一般英語コース、検定試験コース、アクティビィティコースや会話コースを提供し、生徒が目的に合わせてコースを選択できます。一クラスの平均生徒数は、10名前後で入学期間は最低2週間以上、毎週月曜日が入学日になっています。多くの学校では、日本人アドバイザー、または日本語可能なニュージーランド人スタッフが日本人生徒の相談にのってくれます。 *アクティビィティ・コース 午前中一般英語の授業を受け、午後はクラス全員でスポーツ、文化訪問、レクリエーションなどを行い楽しみながら英語を学ぶコースです。

公立学校

国立大学や国立総合専門学校であるポリテクニックの付属英語学校は私立校に比べ、コース期間が各レベル毎明確で長期間に設定されていますが、殆どの学校は私立同様に短期入学であっても受け付けます。アクティビティ・コースなどはなく進学目的に英語を学ぼうとする生徒が多い為、クラスの雰囲気は真剣そのものです。また、公立であることから安定した職場として人気が高く、教師陣の定職率は高い傾向にあります。留学生も本科生徒と同様に学校の施設を利用出来るので、ニュージーランド人生徒との交流の機会が増えるなどの利点があります。1クラスの生徒数は、10名以上で入学日や最低入学期間は学校によって異なります。私立校と公立校の授業料の差は殆どありません。

学校の選び方

まず本人の目的を決めることから始まり、その目的により自然と的が絞られてくるはずです。例えば、田舎に住みたいという方、大学進学を希望する方、アクティビティを兼ねて楽しみながら英語の修学を希望する方など。「日本人の少ない学校」という質問が頻繁にお受けいたしますが、日本人生徒の少ない学校は通常、進学希望の生徒が多い公立校か移民目的の生徒をターゲットにした私立専門学校になります。ニュージーランドは地理上アジア系の留学生が多くなる傾向にありますが、一部の私立校はヨーロッパや南米からの留学生を確保し国籍バランスを均等に保っています。しかし、国籍比率は随時変わるものですので、お申し込みと入学の時点では異なる故、比率を出すのは困難なことです。日本人の少ない学校より生徒の国籍のバランスが良くとれた学校をお選びください。小さな学校は、大きい学校と比べアットホームな良い面もありますが、その反面生徒の英語レベルに合わせたクラス別けが細かくないかもしれません。

入学基準

入学最少年齢は学校により異なりますが、どの学校も入学の年齢上限は設けていません。一般英語コース以外では、入学基準の英語レベルが中級以上とされています。ニュージーランド政府より、海外からの留学生は学校、コースタイプ、コース期間にかかわらず留学生保険への加入が義務付けられています。弊社のお勧めするニュージーランド政府の留学服務規定を満たした海外旅行保険ユニケアをご覧ください

修了証

語学学校では通常学位は取得できませんが、修了証(Certificate)が授与されるサーティフィケート・コースを提供してる学校があります。ニュージーランド教育省の資格審査NZQA(New Zealand Qualifications Authority)の認可コースを修了した場合は、国家認定の修了証が授与されますが、認可されていないコースを修了した場合は、その学校独自の修了証となります。

授業料

学校により多少の差がありますが、フルタイムコースで週NZ$400前後、パートタイムコースで週NZ$300前後が平均的な料金となっています。授業料において公立と私立校との差はありませんが、小規模な私立校が低価格な授業料を随時オファーしている傾向があります。

クラス別け

生徒はコース開始前に英語レベルの評価テストを行い、その結果によりクラス別けがされます。クラスは、Beginner 初心者 Elementary 初級 Pre-Intermediate 準中級 Lower-Intermediate 初中級 Intermediate 中級 Upper-Intermediate 上中級 Post-Intermediate 準上級 Advanced 上級に分かれます。しかし、大規模な公立校でない限り、このように細かくクラス分けされていなく、小規模な学校ほど少なくクラス別けがされています。

  メリット デメリット
公立校 コース期間が長く進学希望の生徒が多い為、真剣になれる。クラス別けが細かい。 生徒の国籍が偏っている。
私立校 生徒の国籍バランスが良い。毎週月曜日に入学でき、アクティビティコースなどで楽しみながら学べる。 日本人生徒が多い為、日本語で話し安い。
小規模私立校 生徒や教師と親しみ安くなれる。 クラス別けが細かくない。生徒の国籍が偏っている。
都市 便利で生活に刺激がある。仕事を見つけ安い。 生活費が高い。
地方 日本人が少ない為、英語を話す機会が多い。生活費が安い。 生活が単調。ホームシックにかかりやすい。
一般/集中英語コースGeneral/Intensive Course
文法から会話まで幅広く英語を学びます。ワーキングホリデー及び、初級英語レベルの方はこのコースをおすすめします。
英語検定試験準備コース
IELTS, Cambrigde Examinations, TOEFL, TOEIC試験の受験希望者を対象にした試験対策コース。
アクティビティコース
午前中は一般英語を受講し、午後はスポーツや体験訪問等の色々なアクティビティをとり入れ、英語を楽しく学ぶコースです。殆どの学校は、アクティビティコースとは別に毎週金曜日の午後に自由参加のアクティビティを用意しています。
ビジネスコース
英語環境の企業に就職を希望している生徒の為に、コンピュータの基礎からビジネスレターまでビジネスに不可欠な基本的な英語スキルを実践的に学びます。
進学アカデミックコース English for Academic Purposes (EAP)
ニュージーランドの高校や高等教育機関への進学希望者の為のコース。
英語教師育成コース
児童英語教師と英語を母国語としない外国人生徒の為の英語教師育成コースとがあります。
インターン/ボランティアコース
一般英語コースと介護施設や保育園などでインターンボランティア・アシスタントとしての実務経験が出来るプログラム。中級レベル以上の英語が必要です。
ジュニアコース
小中学生を対象に英語とアクティビティを組み合わせたコース。学校により、地元の学校でニュージーランド人生徒に混じって授業を受けるコースもあります。
シニアコース
高年齢者の為のコースで午前中は英語、午後は体験訪問や小旅行などのアクティビティが組み合わされています。

NZQA ニュージーランド教育省資格審査局

NZQAは、New Zealand Qualifications Authorityの略です。このニュージーランド教育省の資格審査局は、学校のコース内容が政府の定める基準に達しているかどうかを審査します。このNZQAの認定を受けている学校とそうでない学校がありますが、3ヶ月以上のフルタイムの修学を予定している方は、学生ビザ申請の際にNZQA認定校の入学許可書が必要になります。