ワーキングホリデーでの就労

海外でも通用する特別な技術をお持ちでない限り、例えそうであってもコミュニケーションの為の語学力は必要不可欠ですが、ワーキングホリデー渡航者が就ける職種は、語学力を必要としない単純作業な仕事になる傾向にあります。

仕事の探し方

日本語月刊誌日本人向けサイト ニュージーランド大好きやポピュラーなローカルサイトTrade Meの求人案内を閲覧、または日本食レストランであれば、直接電話をして面接予約を得るというような方法があります。この方法でニュージーランド人経営のレストランやカフェで仕事を獲得した方も多くいます。
人気のあるフルーツピッキングやぶどう園の手作業は、その産地の町のユースホステル等に求人広告が随時、掲示されていますので直接、現地へ行って確かめる方法があります。しかし、季節により収穫地が異なってきますので注意して下さい。
ローカル新聞やリクルート会社のインターネットでの求人案内は、ニュージーランド人、及び永住者を対象にしていますが、「ワークビザ申請可」の場合もあります。ニュージーランド人雇用者の面接には、必ず英文の履歴書をお持ちになって下さい。求人案内数は、町の大きさに比例しますのでオークランドがトップになりますが、人口の少ないクウィーンズタウンは、ニュージーランド屈指の観光地である故、日本人観光客相手の求人案内が意外と多くみられます。しかし、日本人観光客が殆ど訪れることがないような町ネイピアのレストランで働いていた方もいますので、最後は各自の能力に尽きるかと思います。

就職のサポートは、各語学学校が提供しているワーキングホリデープログラムをご覧ください。

職種

ワーホリの職種 ワーキングホリデーの方が就く職種は、レストランのウェイトレス、キッチンハンドや果樹園・ぶどう園・農園でのフルーツピッキング、トリミング、雑用等の季節労働、またはファームの手伝い、土産店・免税店の店員、ホテル・バックパッカーズでの住み込み清掃係、旅行会社に所属してツアーガイドなどがあげられます。

  • backpackerboard「Vineyard Work」とは、ぶどう園での作業
  • backpackerboardFind a Job 求人案内掲示板
  • Wwoof農場の紹介サイト‐メンバー登録して農場主の詳細へアクセス出来る。
  • seekリクルートエージェント
  • trademe Jobs求人広告サイト

上のサイト内検索で、keywordsを"Japanese"と入力して検索してみてください。日本食レストランならば直接、日本語で電話連絡も可能です。

ぶどう園での仕事

Marlbourogh ぶどう園での仕事2Marlbourogh ぶどう園での仕事 南島の最北端に位置する国立公園に囲まれたリゾート地ネルソンから100kmの距離にあるブレーネムは、ワイン醸造で有名な町です。ここでは、1年を通しブドウ園での仕事を随時募集しています。多くのネルソン、ブレーネムのバックパッカーズでは、募集広告や仕事の情報を無料で提供していますので直接、現地に行かれても仕事を探すのは困難なことではありません。自然の中での労働を希望する方には理想の仕事ですが、ホリデー気分では長続きしませんので安易な気持ちでの応募は控えて下さい。また、給料は出来高制を取り入れているところが多いので最初に確認をして下さい。

ぶどう園での作業内容
仕事期間 1月中旬~3月下旬 5月上旬~8月下旬 10月中旬~12月下旬
作業内容 苗植え付け/新梢の結束/間引き/枝の切り取り/収穫など
  1日8時間前後で週5~6日前後の労働となります。

時給

日本食レストランでキッチンハンドをする北海道出身のりょう君 ニュージーランドの最低賃金は、全国一律時給NZ$23.15(2024年4月から)ですので、物価を比較すると日本より住み安いかもしれません。実際にワーキングホリデーの方が就く職種の給料は、ウェイトレスなど最低賃金額になるケースが殆どですが、お土産店・免税店での仕事はこれよりも数ドル高くなる傾向にあります。ツアーガイドの仕事は、研修期間があることと常に仕事が入ってくるとは限りませんので、直ぐに収入を得たい人向きではないかもしれません。

有給休暇

この国の雇用法で受け取った給料の8%を有給休暇として得ることが出来ます。ワーキングホリデーの方も同権利が与えられ、労働期間にかかわらず有給休暇手当てとして支払われた給料の8%を受け取ることが出来ます。支払い額が有給休暇手当て込みかそうでないかを雇用主に確認をしてください。 ニュージーランド労働省で詳しく説明されていますので精読されることをお勧めいたします。

履歴書の書き方

履歴書Curriculum Vitaeを略してCVと日常会話では言います。

ご自身で英文履歴書が作成出来ない方は、ニュージーランド人雇用者での面接や英語を使っての仕事をするまでの英語レベルに達していませんので先に語学学校へ通うことをお勧めいたします。日本人経営のレストラン等では、雇用主が日本語の履歴書でも構わない場合もありますので前もって確認をして下さい。

納税者番号 IRD No

ニュージーランドでは、就労するにあたり必ず納税者番号I.R.D(Inland Revenue Department)ナンバーを取得しなければなりません。申請方法は、

    Apply for an IRD number if you are a new arrival to NZにて、オンライン申請出来ます。 パスポート、移民局から発行されたワーキングホリデービザ発給通知メールに記載されたNew Zealand Application Numberが必要です。